小梅が耳かき

久々に二次創作

白坂小梅
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超かわいい

なお、kyoukouさんはキャラは好きだけどモバマスやってない模様。
気づけばおよそ6500字という状態になってた。なんとtwitterだったらフルで使っても40tweet超!こわい!


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 あくびを噛み殺しながら午前中までに送信しなければならない書類のチェックをしていた。プロデュースしている子たちはみんな良く言えば個性的、キツく言えば濃い性格だが、レッスンの甲斐もあってか今ではそこそこ仕事が入ってくるようになった。その結果として、書類やらの準備に忙殺されるようになったのだが。
 送信ボタンをクリックして軽く伸びをする。急に肩に何かの感触を感じ、伸びをしていた身体が急に縮こまった。
 「うわっ」
 「ひっ」
 思わず出た声に反応してか、もう一つ声が聞こえた。
 ゆっくりと振り向くと少し涙目の小梅がイスの後ろに立っていた。
 「なんだ、小梅か。びっくりしたじゃないか、来たなら挨拶くらいしてくれよ」
 「プ、プロデューサー、へ、返事してくれなかった……」
 少し不満気に小梅は言う。
 「あ、あぁ、ごめんごめん。悪気はなかったんだけど、びっくりするから見えるところから近づいてくれ」
 「プロデューサー、ど、どきどき……した?」
 「あぁ、心臓が跳ねたよ、どきどきとは違うかもしれないけど」
 「どきどき……してくれた……」
 小梅が目を細めて口元を歪ませて笑っている。何か勘違いしているのではなかろうか。
 「それにしても、今日は早いな。仕事、もうちょっと後からだろう」
 スケジュール帳に目を落として確認しつつ尋ねる。小梅の反応はない。
 「……おーい、小梅ー?」
 「……サーと……かったから」
 「ん?なんだって」
 「な、な、なんでもない」
 小梅は表情に乏しいほうだが、そこそこ長い間一緒に仕事をしてきていたのでなんとなく分かる。これは不満を持っている顔だ。
 「どうしたんだ、小梅、なんかあるのか」
 「プ、プロデューサー、私の声、き、きこえない?」
 ん、どういうことなんだろう。
 「そ、それとも、き、きらいになっ、きらわれた」
 どんどん涙声になってきている。まずい。
 「そんなことないよ、小梅を嫌いになるなんてあるわけないだろう」
 そう言いながら小梅の頭を軽く撫でる。柔らかい髪の毛で大変気持ち良い。言わないが。
 「ほ、ほんとうに」
 「あぁ、本当だ」
 涙目になる小梅を撫でながら宥める。
 「じゃ、じゃあ、なんで私の声……」
 「んー、なんでだろうな、ちょっとまだ寝ぼけてるのかもしれないな」
 名残惜しさをなんとか隠しながら小梅の頭から手を離した。
 「あっ、わ、私、お茶……いれてくるっ」
 「おお、ありがとう。お願いする」
 メイドのお仕事をして以来、小梅はたまにお茶を淹れてくれる。と言っても、お湯に溶かすだけの煎茶だったりするのだが。開きっぱなしのスケジュール帳に目線を落として今日の仕事についてぼーっと確認していたら、急に小梅がまた横に立っていることに気づいた。内心、びっくりする。
 「お、小梅……来たなら声かけてくれ、またびっくりするところだったぞ」
 「プ、プロデューサー、み、耳、みせ、みせて」
 「耳?何かあるのか?」
 「い、いいからみ、みせて」
 「お、おい」
 肩を引っぱられ、側頭部を覗きこまれる。
 「や、やっぱり、み、みみあか、たまっ、たまってるよ」
 そう指摘され、非常に恥ずかしくなってくる。
 「お、おう。そうか。最近いそがしくて耳掃除出来てなかったからかな、今度やっとくよ、ありがとう」
 「プ、プロデューサーがい、忙しいのは、わ、私たちのせい、だよね?」
 「いや、そんなことは無いぞ。これが仕事だし、何よりお前たちのためならこんなの忙しいうちに入らないから」
 「で、でも……あっ、そ、そうだ。プ、プロデューサー、あそこのソファー、す、すわっててください」
 「ん、何か大事な話か?書類も終わったし仕事までまだ時間があるし……じゃあ行ってるな」
 デスクから立ち、少し離れたソファーに座る。少し沈み込む身体が心地良い。やっぱりこのソファーは高級品だ。ソファーの心地よさに身を任せていたら小梅が前に立っていることに気づいた。
 「や、やっぱり気づかないのは、み、耳のせいだよ」
 「そうかな。それで、どうしたの」
 「じゃ、じゃーん……」
 小梅が差し出した手には耳かきとティッシュが乗せられていた。
 「お、おう、ありがとう」
 そう言って手を伸ばして受け取ろうとすると、小梅の手が俺の手から離れた。
 「こ、小梅?どうしたんだ」
 「わ、私が、み、みみかき、してあげる。プ、プロデューサー、に……」
 「い、いや、そんなことさせるわけにはいかないだろう、ほら、それにもうすぐ仕事の時間だろ」
 小梅が非難するような目で俺を見て続ける。
 「し、しごと、もっとあと、って言ったのはプロ、プロデューサーじゃん、私が、し、してあげるから」
 「いや、でも」
 なんとか回避できないかと思っていたが、小梅の強情さに負けることになった。
 「それじゃお願いするよ」
 そう言うと小梅はにやり、と形容するのが一番近いような笑みを浮かべて、横に座った。あれ、もしかして……。
 「じゃ、じゃあ、は、はい。おいで……」
 膝をぽんぽん、と叩く小梅。固まる。
 「ど、どうしたの……、お、おいで……」
 「い、いや……小梅、それはちょっとまずいって」
 膝枕で耳かきは男のロマンかもしれないが、それをアイドル、しかも年端もいかない小梅にさせているのがバレたら俺の身もちょっと危ないような……。
 「も、もしかして……わ、私のひ、膝枕じゃ……や、やだ……なの」
 だんだん涙声になっていく。これはこれでまずいんじゃないだろうか。
 「ああああ、もう分かったから……、小梅に負けたよ。お願いするね」
 「う、う、うん」
 急に声が弾む。涙声も演技だったか……?レッスンが仇になってしまったかもしれない。
 「じゃ、じゃあ、ほら、は、はやく」
 そっと肩を引っ張られ、横に倒される。左耳を上にする格好で右耳にスカートのフリル越しに小梅の膝の感触を感じる。少々温かくて、柔らかい。ちょっと収まりが悪い気がして何度か頭の位置を調整する。
 「と、ところで、プ、プロデューサーは、耳かきとめ、綿棒、どっち使ってる?」
 右から小梅の声が聞こえる。
 「どっちも使うけど耳かきが多いかな」
 「そ、そうなんだ、耳かきも綿棒も、き、きもちい、もんね」
 「小梅は普段どうしてるんだ」
 「さ、最近は自分でもす、するよ。お、お母さんにもやってもらうことがあ、あるけど」
 「そうか、誰かにやってもらうのって久々だからな、なんだかどきどきしちゃうな」
 「ど、どきどき……え、えへへっ、が、がんばり、ますねっ」
 小梅の手が耳たぶをつかんでぎゅっと上に引っ張ってから後ろに反らす。力が入っているわけではないので痛くはない。
 「ん、ん、よ、よくみえない……かも」
 見やすい角度を見つけようとしているのか、いろいろな方向に耳たぶを引っ張りながら膝を動かす振動を感じる。見やすい角度が決まったのか固定される。
 「ん、よ、よし、は、はじめますね」
 「おう、じゃあお願い」
 「い、痛くないように、そ、外側から、は、はじめます」
 小梅がそういうとまずは外耳の溝に耳かきを当てて軽く動かしはじめた。
 カリカリと音が立ってくすぐったいような気持ち良いような、なんとも言えない感覚を覚える。
 「い、いたくない?」
 「おう、ちょうどいいぞ、気持ちいいし」
 「え、えへへ、じゃ、じゃあ続け、るね」
 外耳を何度かカリカリしてはティッシュにこすりつける、という動作を何度も繰り返す。結構近いところでやっているからか、右頬に小梅の息がかかるのもくすぐったい。
 少々手持ち無沙汰になるのはしょうがないことだと思う。小梅の膝枕で眺める事務所の光景というものは、横向きで見ることが普段無いからか、非常に新鮮である。どうしてこうなっているのか、という疑問を覚えずにもいられないのだが。それにいたたまれなくなったことだし、忙しさからコミニュケーションをあまりとれていないことを思い出して、小梅に雑談を振ることにした。
 「小梅はさ、最近お仕事はもう慣れたかな」
 小梅はその発言にちょっとだけ手を止めたがすぐに溝にそってこすることを続けながら答える。
 「ちょ、ちょっと恥ずかしいのもあった、けど、だ、だいじょうぶ」
 「そうか、それならいいんだけど」
 「う、うん、み、みんな優しいし、た、たのしい」
 「そっか、それなら良かった」
 「じゃ、じゃあ中に入れるから、う、うごかないでね……血、で、でちゃうかも」
 血、という部分だけちょっと嬉しそうに言う小梅が怖いから動かないようにする。
 耳の中に入ってくる異物感にちょっと身がこわばる。
 「だ、大丈夫だから、リ、リラック、スしていい、よ」
 「そんなこと言われても、うん、気にせず続けて」
 くすぐったいくらいの柔らかいタッチで耳の穴の内部を軽く擦りながら耳かきが外に出ていく。あまりの心地よさに身体が動きそうになるのを必死で耐える。
 「わ、わっ、い、いっぱいとれてる」
 嬉しそうな小梅の声が聞こえる。やはり、一回りも小さい子にこのようなことをさせているという感覚はどこか恥ずかしい。
 鼻歌でも歌い出しそうな小梅が耳かき棒の出すスピードをどんどん早くしていく。少々怖い。
 カリカリという音は断続的に聞こえるが、気持ち良いだけで痛みがないことを身体が覚えてきたのか、どんどん力が抜けていくのを感じる。ちょっと眠たくなってきたかもしれない。
 カリカリ、カリカリ、規則正しく聞こえる音と皮膚を優しく撫でる感覚がたまらなく気持ち良い。
 その心地よさに頬を緩ませていたところ、ガリッという音とともに鋭い痛みを感じて思わず声をあげた。
 「あっ、あっ、ご、ごめんなさい……、い、いた、いたかった、ですか」
 「ちょっと痛かったけど、大丈夫そうだから安心してくれ」
 「そ、それならい、いいんだけど……お、大きいのがちょっとあって……、が、がんばります」
 息を飲むような真剣な視線を耳に感じる。先ほど感じた痛みは耳を少々疼く程度の痛みになっている。これはこれでもしかしたら気持ちいい痛みなのかもしれない。
 大きいの、とはどれほどの大きさなのだろうか、あらゆる角度から耳の奥が掻かれている。
 先ほどまでの感覚とは少し違うが、ちょっとずつ剥がれていっているのかペリペリとした音が混ざって聞こえる。だんだんと痒くなっていく。痒いところからちょっと離れたところを小梅が掻くのがもどかしく、耳穴を回っていった耳かきが痒いところを掻くのがたまらなく気持良い。声が出てしまいそうになるのを必死に耐えながらだんだん、だんだん、耳かきが上に上がっていくのを感じる。最後の最後に耳からすぽっと抜けるような感覚を得た。
 「あ、あっ、と、とれた……、お、おおきい。ほ、ほら、プロデューサー、大きいですよ」
 横目で小梅のほうを見ると普段と違う角度からの小梅だからか、少しどきりとした。
 満面の笑顔で右手の人差し指に載せた耳あかを見せてくる。恥ずかしい。耳あかは5mm程度のものだろうが、普段袖で隠れている小梅の小さな指先に乗っているともっと大きく見える。
 「お、おう、すごいな、ありがとうな、小梅」
 「え、えへへ、だ、だいじょうぶ、た、たのしいから。じゃ、じゃあつ、続き、やるから……む、むこう向いててください」
 山を越えたからか、先ほどまでの音ではなく、スッスッと耳かきが軽く出入りしている。これはこれで気持ち良くて更に眠気を誘ってくる。
 突如、違和感が耳を襲った。身体がびくっと動く。
 「わ、わわっ、プ、プロデューサー、ど、どうした……の」
 小梅が慌てて問いかけてくる。目をやると先ほどまでの匙の部分の反対、耳かきのふわふわしている梵天部分を下にして小梅が見ていた。そうか、梵天だったのか。
 「あぁ、ごめんごめん、ちょっと突然感覚が変わったからびっくりしちゃって」
 続けてくれ、と言うように前を向き直す。
 再び入ってくる梵天部分。ふわふわな毛が耳の内部を撫でて、匙の部分とは違う感覚が大変気持ち良い。
 梵天の時間はそこまで長くなかった。小梅が、梵天に絡まった細かい耳あかを落とすためだろうか、耳かき棒を弾いているような音が聞こえる。もうこれで終わりか、とちょっと残念な気持ちになっていることを隠しきれていない瞬間だった。
 「ふーっ」
 小梅が、耳にちょっとだけ強く、息を吹きつけた。背筋に快感が走る。ちょっとだけ声が出た。
 「あ、くっ、くすぐったかった、ですか」
 「い、いや、ちょっと驚いただけだよ、大丈夫」
 「そ、それじゃもうちょっと、ふ、ふきますね」
 何度かふーっと小梅が息を吹きかける。くすぐったくて気持ち良い。最後に掴んでいる外耳をぐりぐりっとやる。終わりだ。
 「こ、こっちは、お、おわり」
 その小梅の言葉に耳は二つあることに思いあたり、何も考えずに身体を反転した。
 「ひゃ、ひゃっ」
 小梅が驚いて声をあげる。あ、小梅のミニスカートが少し捲れてしまっている。
 しまった。
 「ご、ごめん」
 慌てて謝り、小梅の膝から頭を離す。半分くらい捲れたスカートから白い太ももが覗く。黒のオーバーニーソックスとの対比が大変眩しい。
 小梅が慌ててスカートを直して俺をじっと見る。その目は明らかに非難する目だった。
 「ご、ごめんって、気持よかったからつい……」
 「も、もう……い、いいよ、しょ、しょうがな、い……し」
 「じゃ、じゃあまた、お、おいで……」
 直したスカートの上から膝をぽんぽん、と小梅が叩く。
 今度は慎重に頭を乗せようとする。小梅のお腹が目の前にある。あれ、これ大丈夫なんだろうか。
 「小梅、大丈夫か?」
 「ちょ、ちょ、喋られると、く、くすぐったい」
 どうやら俺の吐息が小梅の着ているパーカー越しに当たっていてくすぐったくなっているようだ。
 「あ、ごめん」
 また、耳の裏側を掴んで引っ張られる。角度の調整の中で小梅のお腹に顔が押し付けられたりする。何度かの調整のあと、また外耳にそって耳かきが始められた。
 意外なまでの小梅の器用さに、すっかり心地よくなっていた俺は、温かさと視界の暗さの中でゆっくりと眠りについていた。
 
 頭に規則正しい感覚を感じる。どこか落ち着く感じだ。
 重いまぶたをゆっくりと開くと、小梅が俺の頭をぽんぽんと規則正しく軽く撫でながら、目を細めながら眺めていた。
 「あ、あ、お、おはよう」
 「おはよう、小梅……、寝ちゃってたか……」
 慌てて身体を起こそうとする。気づけば膝枕で仰向けになった状態だった。手で押しとどめられる。
 「ごめんな、足、大丈夫か」
 「へ、へいき、そ、そこまで長くは、な、なかった……から」
 「そうか、ありがとう。気持ちよかったよ」
 「だ、だって、ふ、ふーってしても、お、起きなかったもんね、プ、プロデューサーもつ、疲れてるとぐっすり、な、なんだね」
 「で、そろそろ起こしてほしいんだが」
 「あ、あっ、ご、ごめんなさい」
 押しとどめられていた手が離れ、身体を起こす。しまった、スーツのままで寝てしまった。皺になってないかな。
 「そ、そろそろ起こそうと思ってたけど、し、仕事の時間、も、もうすぐ」
 時計を見る、本当にそろそろ出ないと間に合わない時間だった。
 「あ、やべ、小梅、仕事行くぞ、今日はありがとうな」
 言いながら小梅の頭を撫でる。
 「え、えへへ、ど、どきどき、してくれたなら、う、うれしい……です」
 「あぁ、どきどきしたよ、本当にありがとうな」
 ソファーの横に備え付けられている全身鏡を見て、スーツが皺になっていないかを心配しながら、小梅が放った最後の一言は、耳掃除後の耳は聞き逃すことはなかった。
 『お仕事、終わったら……私にも……し、してほしい……な』
 どう反応すべきか分からなかったことととても小さい声だったことを合わせて、申し訳ないが無視することにした。
 「よし、小梅、仕事……いくぞ!」
 「ま、まって……い、いくから」

 
 「プロデューサーさんに耳かきをして貰える券、アイドルに耳かきをして貰える券、……いくらなら売れるかしら」
 慌てて出て行くプロデューサーと小梅をこっそりと見送りながらそう言った事務員が居たことは誰も知らない。

 続かない。



小梅かわいいからこんなの書くのもしょうがないよね。

構想:1時間(布団でごろごろしてたら耳かきが目に入って思いついた)
執筆:3時間ちょっと(勢いで書いた)
推敲:してない^p^

変な表現があったとしても目をつぶってください。

書きたいシチュが思いついて、勢いあったらまた小梅でも別キャラでも書きたい。

それにしても小梅においでって膝ぽんぽんされたいですね
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by kyoukou_hac | 2013-03-09 11:01 | 二次創作
なんかSS垂れ流してます
by kyoukou_hac

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